2018.06.12市民記者ブログ
本公演公開前に囲み取材がありました。
串田和美監督と、出演の中村七之助さん、中村梅枝さん、中村扇雀さんの皆さんです。
多くのメディアが集まりました。
串田監督
ある場面だけが有名で全体はなかなか知らない「こんな話だったのか」と言うところを
見てもらえればと語りました。
松本で6回も続けてこれたのは奇跡に近い。演劇のユートピア、瞬間の夢のような時間は、
江戸時代の歌舞伎もそうだったんじゃないかなと思う。
市民キャストについては、6回も続ける中で知恵を絞った中で生まれてきたもの。
今回は労働の姿と歌を歌ってもらう。
信州まつもと大歌舞伎は松本のみんなが立ち上がって街の人たちが作ってきたもので
サポーターも市民も全部市民キャストだなと思う。すごい街だなと思う。
七之助さん
2年ぶり。松本はホントにいい人が多い。「頑張ってね」、「見に行ったよ」と声をかけてくれて、
生活の中に歌舞伎が入ってくれているのが嬉しい。役者やっててよかったなと思う。
熱量は変わらないですね。自分の変化と言えば、友達ができた、知り合いができたこと。
今回の話は慣れない、みんなで作り上げた中でまだまだ進めることが出来るよという思いと、
まだやるのかと思いとがある。大変なんだけど、松本の人たちにだからやりましょう。
梅枝さん
来る前から松本のお客さんは優しいよと言われていて早く来たかった。
お練りもたくさんの人たちが来てくれて町ぐるみで愛してくださっていると感じた。
早く一生懸命務めるのを見てもらいたい。
扇雀さん
あちらこちらから街の人たちが声をかけてくれて、「見ましたよ良かったよ」の声かけから
「じゃぁ私も行こう」と広がっていく。
ひとつの作品を作り上げてきている。いろんな苦労があったりしているが、
心待ちにしてくださっている期待に応えたい。新しい出会いに触れていただきたい。
【市民記者 西森】