古くから愛されている歌舞伎舞踊の名作たちと、落語「貧乏神」をベースにした新作歌舞伎との2部構成。
初めて歌舞伎をご覧になる方にも親しみやすい演目をお届けします。
荒事の豪快さと華やかさを併せ持つ曽我物の舞踊『正札附根元草摺』、
4人の雷たちの騒動を一人で踊り分ける軽妙洒脱な舞踊『流星』、
落語「貧乏神」を題材に個性豊かな登場人物たちが織り成す世話狂言の新作歌舞伎『福叶神恋噺』、
中村勘九郎と中村七之助が、若い力とともに、松本に新たな風を巻き起こします!
親の仇である工藤祐経の元へ、鎧をつかんで駆け出そうとする曽我五郎と、それを引き留めようとする舞鶴が、鎧の「草摺」と呼ばれる部分を引き合う姿を舞で見せる。
勇猛な五郎と、華やかさと力強さ両方を見せる舞鶴との駆け引きが見どころ。
七夕の夜、1年に1度の逢瀬を楽しむ牽牛と織女の元に流星が「ご注進」にやってきて、流星の隣に住む雷夫婦の喧嘩について話し出す。
子どもの雷や隣に住むおばあさんの雷が仲裁に入っても喧嘩はいっこうに収まらない。はたして夫婦喧嘩の結末は…?
上方落語「貧乏神」を題材にした新作歌舞伎。
江戸の裏長屋を舞台に、働きもせず酒ばかり飲んでいる大工と、彼に取り憑く貧乏神の物語。
演目と配役
一、正札附根元草摺(しょうふだつきこんげんくさずり)
流星(りゅうせい)
<正札附根元草摺>
曽我五郎時致 虎之介
小林妹舞鶴 鶴 松
<流星>
流星 勘九郎
牽牛 勘太郎
織女 長三郎
落語「貧乏神」より
小佐田定雄 脚本
今井豊茂 演出
二、福叶神恋噺(ふくかなうかみのこいばな)
貧乏神おびん 七之助
大工辰五郎 虎之介
貧乏神すかんぴん 勘九郎
※出演者、演目などが急遽予定変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
会場 まつもと市民芸術館 主ホール
7/12(金) | 13(土) | 14(日) | 15(月・祝) | |
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12時開演 | ||||
16時開演 |
※当日券は開演1時間前より主ホール入り口にて販売いたします。(若干枚数)
上演時間 2時間30分予定(休憩25分を含む)
時間表
レンタル等について どちらも主ホールロビーで貸し出します。
料金
特等席 13,500円(お土産付き)
一等席 12,500円
二等席 7,000円
三等席 5,000円(25歳以下 3,000円)
四等席 2,000円(25歳以下 1,000円)
※3歳以上はチケットが必要
チケット発売中!
※当日券は開演1時間前より主ホール入り口にて販売いたします。(若干枚数)
製作松竹株式会社 Bunkamura
主催まつもと歌舞伎実行委員会